中国餐庁 北京
一番町に面したビルの6階にある「中国餐庁 北京」は、この春、開店1周年を迎えた中華料理店です。ここで料理長を務めている芳賀公仁彦さんは、高校時代サッカー部の主将で、料理を部員に食べさせたところ、「こんな美味しいものもったいない」とみんなに言われたのがきっかけで料理の道を志し、喜んでいただくことを喜びにして今年で28年になります。
地元のホテルで腕を研いてきた芳賀さんは、ホテルのコック長だった母親ゆずりの腕前で、中学時代にはすでに家族の食事をつくっていたという筋金入りです。今あるもの、そばにあるもの、安全なものを食べるのが一番と、地元の旬と無添加にこだわり続け、手間暇かけて技を注いでいます。女性客が8割というランチは大人気なのも納得のいくところです。
そして、この3月には、北京ランチ、レディースランチ、ランチセットに加え、八宝菜が登場しました。もちろんディナーも4コース用意されています。蔵王産地鶏のロティ、気仙沼産ふかひれ醤油煮込み、その他にも7ないし8品目は、素材の持ち味を引き出した一皿一皿で、時間を気にせずゆったりといただけますし、美声杏仁豆腐にも本物を感じます。