松島復興かきまつり
全国的に有名な「松島のカキまつり」が今年も2月4日(土)と5日(日)の二日間にわたって開催さることになりました。昨年は、3月11日の東日本大震災で、宮城県内の漁業が壊滅的な被害を受け、恒例の「松島のカキまつり」も開催が危ぶまれていましたが、1日も早い復興を願って精力的に取り組んだ結果、何とか開催に漕ぎつけたようです。
松島町では、昨年の12月に松島町震災復興計画を策定し、「復興」「創造」「貢献」そして、「東北・松島の美しさと安全を継承し発信するまちづくり」を基本コンセプトとし、復興だけではなく、10年、20年先を見据え、松島固有の自然、歴史、文化などの多様な資源を最大限に活用した、新しい松島を目指して計画の推進に取り組むこととしています。
こうした復興計画の一環として開催される「松島のカキまつり」は、熱々のカキ鍋や炭火で焼いた殻付きカキの試食、そして定番となった各種ステージイベントなど盛りだくさんのメニューで開催されます。特に今年は、同じ日本三景の宮島(広島県)と天橋立(京都府)のある両県から提供された、カキの食べ比べが楽しめるということです。