庭の小さな芝生
わが家の玄関前には15坪ほどの小さな芝生があります。といっても本物ではなく、30平方センチメートルのEP樹脂ブロックを組み合わせて作った人工芝です。この芝を敷いた目的はただ一つ。ムサシが外に出た時に足が汚れるのを最小限に抑えたかったからです。しかし、散歩のとき以外は外に出ることはなかったので、あまり機能しませんでした。
それでも最初のころは孫たちも喜んでくれたので、手間暇かけた甲斐があったと思っていたのですが、間もなく大失敗だったことに気づかされました。それは、成長の早い雑草との戦いの始まりだったからです。芝目の間から容赦なく伸びてくる雑草は引き抜くことができないので、やむを得ず刈り取るしかありませんでした。
ところが、ムサシはこの人工芝の緑が結構気に入っているようだったのです。そうなると、こまめに草取りをするしかないことになりますが、とてもわが家の戦力では太刀打ちできません。年に2回程度はプロの手を借りることにしていますが、ふと気がつくと荒れ放題になっています。ムサシはもう取り外してもいいというのですが中々踏み切れません。