日本三景の日
日本三景といえば、松島、天橋立、宮島(厳島)ですが、いずれも海の青さと緑の松のコントラストが共通しています。海に囲まれた日本を象徴する絶景を日本三景と呼ぶようになったのは、江戸時代の儒学者である林春斎が記した文献が始まりだと言われています。その春斎の誕生日にちなんで7月21日を「日本三景の日」としています。
松島、天橋立、宮島の各地では、毎年この日を記念日としてイベントを開催していますが、当地松島では、東日本大震災からの復興を願い「復興感謝デー」として、今年は7月18日に行われました。当日は、地元の食材を使った屋台をはじめ、仙台89ERSチアーズのショーや仙台お笑い集団のステージなど盛りだくさんの内容でした。
松島の島々があの大津波のショック和らげたため、他の沿岸部よりも比較的被害が少なかったため、国の重要文化財に指定されている瑞巌寺などは無事でした。そうしたことへの感謝を込め、また、被災した多くの市や町の一日も早い復興を願って行われたものです。みやぎの復興ぶりを是非みなさまの目で確かめて頂きたいと思います。