道の駅 かくだ
「道の駅 かくだ」は、スポーツを通じた健康増進に力を入れている「かくだスポーツビレッジ」に隣接した地域の交流拠点として2019年4月にオープン、今年で4周年を迎える。。常磐自動車道や国道113号線を利用して、仙台や七ヶ宿、遠刈田など各方面からアクセスがあり、レジ通過者数は土日で千人を超える。「五感で感じてもらうことが、道の駅本来の姿だと思うんです」と語るのは駅長の藤野浩さん。空気の匂いや太陽のあたたかさを感じながら、見て、触れて、食べることで角田を知り、地域との交流を図ってもらうことが道の駅のありかたと話す。
その言葉通り、駅には種類豊富な商品が揃う直売所以外にも、来場者が楽しめる施設が充実している。なかでも驚きは、スタッフが市の職員と手作りしたというドックランだ。隣接のかくだスポーツビレッジへの連絡路には、自由にチョークで落書きできるチョークアート広場を設けた。また、音楽イベントやスーパーカブミーティングの開催など、さまざまな構想を練っているという。まずは4月半ばから開催される菜の花まつりを、五感で楽しんでほしい。また、週末には、キッチンカーが出店し、人気を集めている。
当初は2台だけだったが、今では多いときには10台ほど並ぶこともある。明石焼を提供するキッチンカーのオーナー鳥本さんは、奥様のご実家のある角田市に魅了され、兵庫県姫路市から移住したという。本来だし汁につける明石焼だが、なれない人のために、ソースとマヨネーズで食べる明石焼も用意している。閖上から仕入れるタコの食感とふわふわ卵の相性は絶妙。キッチンカーの出店日は、道の駅かくだのツイッターやインスタグラム
で発信している。