散歩中で出会う犬好きな人との話
先日、オヤジがネットである記事を検索していたら、『散歩中で出会う犬好きな人との話』とい記事に巡り会ったそうです。その記事によると、「散歩中で出会う犬好きな人との会話は、大切な情報交換のチャンスです。どんな話題で会話を発展させていけばいいのかについて事前に心得ていれば、もう悩むことはありません。これから、犬大好きの人とのトークや好印象を与えるセリフについて紹介します。犬を散歩させている時に初対面の人と会話する機会は多いものです。犬好きな人と話すにしても、どんな切り出し方が良いのか悩むことがあります。犬好きな人への話の切り出し方は、まず相手の犬を褒めること、相手の話をよく聞くこと、質問することです。これから詳しく見てみましょう。犬と散歩しているときに出会う、初対面の犬大好きさん。彼らとの会話で大切なのは、相手の犬を褒めることです。相手も犬好きな人だから、最初にうちの犬の自慢話をしても問題ない、と考えるかもしれません。もちろん、自分の犬の自慢話をしてはならないわけではありませんが、相手の犬を最初に褒めると、相手の心を開くことができます。
相手の愛犬の愛嬌の良いところや、毛並みの良さ、ムダ吠えのないことなどを褒めれば、相手は悪い気はしません。自分の飼っている犬は家族同然なので、愛犬が褒められるのは気持ちが良いものです。そう感じてもらえれば、会話が発展する可能性が大きくなります。相手の犬を褒めた後、犬好きな人とのコミュニケーションが始まったとします。せっかくの会話も、相手の話を上の空で聞いてしまうと、相手はそれを感じ取ってしまい、会話が続かなくなります。そうならないように、相手の話をよく聞くようにします。相手の話を聞くことによって、自分が参考になる点や、相手に質問したいことが出てきますので、話題が発展していくにちがいありません。会話はキャッチボールです。ボールを受けるだけでなく、相手にボールを渡すことも大切です。ボールを渡すために、質問するようにします。例えば「ワンちゃんは今幾つですか?」、「ワンちゃんの名前はなんですか?」などです。質問することによって、相手や相手の犬に関心を示していることが伝わり、会話が弾みます。会話のキャッチボールが何回かできるようになれば、かかりつけの病院など、知りたい情報を聞いてみることができます。
しかし、プライベートなことを最初から聞き出すのは控えた方がよいです。犬好きな人との会話は、犬情報を得られるチャンスであるだけでなく、会話のスキルを伸ばす機会でもあります。大好きな犬の話なので笑顔で会話し、あまり多くの時間を取らせないようにも気を付けたいですね」。以上がネットで見つけた、『散歩中で出会う犬好きな人との話』というタイトルのアドバイスで、中々示唆に富んだ内容だとオヤジも感心してました。しかし、オヤジは、案の定というべきか? 少し顔を曇らせ不機嫌になりました。ボクはその理由をあえて正そうとはしませんでした。たぶん、オヤジの感想はこうだったと思うからです。なるほど、犬の散歩中に犬好きの人が近寄ってきて、犬談義で盛り上がろうとするときのアドバイスとしては、非常に示唆に富んだもとだと評価しているはずです。しかし、文中、どうしても容認できない箇所があったからだと思います。それは、『自分の飼っている犬は家族同然なので』というフレーズです。わが家では、こういう話になると、オヤジは必ず、『ムサシは家族同然』ではなく、『家族』なのだと語気を強めて話したものです。