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未来の三種の神器とは?

三種の神器とは、歴代の天皇の受け継いだ三つの宝物で、八咫鏡(やたのかがみ)、草薙剣(くさなぎのつるぎ)、八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)をいう。『日本書紀』(720年)。1950年代の高度成長期には、家電製品の「白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫」が昭和の三種の神器などとは呼ばれ流行語となった。その後、「クーラー・自家用車・カラーテレビ」が、新昭和の三種の神器と呼ばれたが、いつしかこの言葉を耳にする機会はなくなった。失われた20年あるいは30年とも言われる、経済成長率がスローダウンした時代ではあったが、ITの急激な発展もあり、あらゆるものが手に入るようになったためか、庶民の宝物も「三種」に限定するのが難しくなったのでしょうか? それはともかく、人間は道具に対する欲求は尽きることがないものです。その理由は、道具は、われわれの生活を豊かにするためのものである以上、今手にしている道具をもっと便利に改良したり、できれば新製品を開発したりする意欲は衰えることがないからです。 

しかし、こうした飽くなき戦いは、イソップ物語の「金の斧」を彷彿とさせます。この物語は、「川辺で木を切っていた木こりが、うっかり手を滑らせて斧を川に落としてしまう。困り果て嘆いていると、ヘルメース神が現れて川に潜り、金の斧を拾ってきて、木こりに、この斧はあなたのものですか? 問いかける」おなじみのあの話です。もちろん、日本にも同じような童話がありますが、それはさておき、最近頻発している大地震や津波、台風などによる自然災害は、ヘルメースの神からの警鐘ではないかと勘繰りたくなります。道具を欲しがるのは、あくまでも我々の暮らしを豊かにするためであり、限度をわきまえないと、道具として開発したはずのロボットに地球が乗っ取られ、元の木阿弥になってしまうということはないのでしょうか。人間にも強欲だったり、質素だったり、あるいは性悪だったり、正直だったりする人がいるように、進化を遂げたロボットだって、最終的には"全ていい人"ばかりではないはずです。 

だとすれば、今後開発するロボットは、「寸止め」にして、あくまでもお手伝いさんの域を超えないような「もの」にしてもらいたいものです。つまり、「もの」ならば人の役に立つが、これを「人」にまで進化させてしまっては、今という時代が抱えている諸問題を一層複雑にしてしまう危険性があるように思うからです。ボクはオヤジと同じレベルで、今の世の中でさえ、少し窮屈に感じています。その一つが、生の声で直接コミュニケーションをとることが少なくなり、これは便利さの代償としてはあまりにも重いものです。コミュニケーションとは会話だけではありません。顔の表情や態度など、電話やメールでは表現できないものですから、直接会って対面で話すことを主にして、電話やメールは補助的遮な手段としなければ、意志の疎通は測れません。今のところ、わが家は天国ですが、そのうち、オヤジと同じ顔で同じ振る舞いをするロボットが突然やってきて、わが家の安寧な暮らしを脅かされるようなことがあっては迷惑です。そこのところよろしくお願いします。

投稿者: みやげもの店主 | 日時: 2019年1月21日 11:38 | カテゴリ: わが家のムサシ

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