鯛と波頭 笹かまぼこ販売一筋五十年
株式会社 すゞき物産
トップページへ
商品案内
会社案内
リンク
 店長の blog
<   2018年3月
日 月 火 水 木 金 土
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

  • おかいもの
  • ちょっと一言
  • みやぎの見所
  • わが家のムサシ
  • イベント情報
  • オープンご挨拶
  • キャンペーンご案内
  • ホットな出会い
  • 一期一会
  • 今日のお客様
  • 大震災
  • 熊本地震
  • 美味しいもの情報

招き猫
powered by Movable Type Movable Type 5.2.10

<<わが家にも裁量労働制を | ブログTOP | おでん こうぞう >>

鳴子温泉 ゆさや

鳴子温泉郷は日本にある11の泉質のうち9種類が湧き出しているという独特の地。ゆさやは鳴子温泉の中心に位置する歴史ある宿だ。元祖うなぎ湯と称するだけあって、内湯の「うなぎ湯」はPH8.9のアルカリ性温泉。とろりとした感触で肌が滑らかになる。日によって、湯の色がエメラルド色から茶色に変化するのも自然の面白さだ。宿の玄関から100mほど歩いた森にある貸し切り露天風呂「茜の湯」は弱アルカリ性でさっぱりした湯。冬の景色を愛でつつゆっくり温まりたい。そして宿隣りの「滝の湯」は酸性の硫黄泉。殺菌、美白効果があり、肌がきれいになる。 

3つの泉質が体感できる湯めぐりが楽しい宿だ。ゆさやは、歴史と建物も興味深い。戦国時代、山形・荘内地方の豪族だった遊佐氏は秋田の豪族との戦いに敗れて離散した。一族のうち鳴子に移り住んで湯治宿「遊佐屋」を起こしたのが遊佐勘左衛門であり、後に代々襲名している。1632年には伊達家から湯守りを命ぜられたという。現在の建物は、昭和11年改築の木造二階建て純和風で、国の登録有形文化財となっている。 

明治23年に焼失した後新築されたが、焼失前と同様の構造である。泊ってみたいのは文化財を象徴する鶴の間。建物の端から端まで通る12間半(23m)の丸太梁の一部をはじめ、四方柾(4面全てが柾目の希少な高級材)の柱、紫檀や黒檀を使用した床の間、署員の障子を飾る美しい組子細工など、当時の職人技の粋を堪能できる部屋だ。ロビーには、古いレコードプレーヤーが奏でるクラシックやジャズが流れる。古いものを大切にする館主の思いが満ちた宿で、レトロな時間を過ごしたい。

投稿者: みやげもの店主 | 日時: 2018年3月21日 11:16 | カテゴリ: みやぎの見所

■コメントを投稿

いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。



※スタイル用のHTMLタグが使えます