カッフェトムテ
美味しくて、お腹いっぱい食べられてしかも罪悪感がない。女性ならこのうれしい感覚がわかるはず。青葉区立町、細い路地にたつマンションの一階にある「カッフェトムテ」。季節の野菜をたっぷり使った料理は、ほっとすると同時に感性に響くような、そんな味わいです。オーナーの一人でシェフの「百ちゃん」こと相原百合さんは、4年前までは名取ゆりが丘で自宅レストラン「tomte」を営んでいました。
当時から料理のやさしい味わいやその世界観にはファンが多かったが、時を経てさらにパワーアップした形で一昨年7月に移転しオープンしました。それは青葉区上杉のごはん食堂「m tabie.」(一昨年5月に閉店)との出会いがきっかけのひとつ。「自分たちもお客さんも海や畑の生産者とつながりながら、美味しい食卓を囲む仲間になる」。同店のそんなコンセプトを引き継ぎ、現・共同代表の平野真樹さんやスタッフとともに新たなスタートを切りきました。
野菜はどれも本来、自然のうま味をもつ「力強さのある野菜」。「野菜の味は畑の中で完成されていて、こちらはそれをいかすだけ。もちろん、ひと手間もふた手間も掛けていますよ」と相原さん。日替わりのランチは、「季節の野菜百ちゃん特性プレート」に玄米ご飯、スープが付く。アジアン料理の日は、タイ風豚唐揚げやヤムウンセン、冬野菜のクミン漬けなど、多彩な味付けに箸が進みます。