仙台伝統銘菓 三色最中
世代を超えて愛される確かな味の「仙台伝統銘菓 三色最中」。お馴染みのキャチフレーズ「一つ食べてもおいしさ三つ」は今も健在です。「三色最中」は、文字通り1個で3種類の美味しさが楽しめる仙台銘菓として長年人気を呼んでいます。昭和6年、盛岡市で始めた製餡所からスタートしたのが始まりで、その後仙台に移転した際に菓子製造販売に転業しました。当時は、小豆、白あん、抹茶あんが入った最中をそれぞれ販売していました。
あるときお客様から「どれも食べたいが一度に3個食べるのは大変だから、1個に3種類のあんをいれたらどうか」と言われたことから、「三色最中」が誕生したそうです。あんの風味を生かした菓子づくりという創業者の志を守り、北海道十勝産など産地にこだわった小豆を使って丁寧に造られるあんは、どれも口の中で豊かな味わいが広がります。現在は、最中以外にも十数種類の商品をつくっていますが、「あんが美味しい」、あんを使った商品には、決まってこの感想が寄せられます。
仙台三銘店には、小豆・白あん・抹茶あんと小豆・白あん・胡麻あん、2種類の「三色最中」と栗羊かん「手業(てわざ)」「伊達の太鼓」など、定番ものと季節もの、多彩な商品が揃っています。多種類の詰め合わせが人気です。3店舗の商品を、お客様が楽しそうにあれこれ見ていらっしゃるのを見ると"三銘店"でよかったと思います。「1店だけで買うのは申し訳ないからと気をつかって全部のお店で買ってくださる方もいらっしゃるんですよ!」と、うれしそう。