みちのく真田弁当
みちのく真田のゆかりの地である、宮城県白石市と蔵王町、秋田県由利本荘市では、郷土料理や味覚など、幸村が生きた戦国時代の食文化を題材にした駅弁「みちのく真田弁当...幸村の思い...」が4月1日に発売されました。戦国武将の真田信繁(幸村)の子女が暮らした白石市と蔵王町、由利本荘でつくる観光振興会議と日本レストランエンタプライズ(NRE)が知恵を絞りました。
時代考証もしっかりとした力作で、現代人がおいしく味わえるようにアレンジされているところがポイントです。旗印の「六文銭」、幸村の赤備えを連想させる六つの仕切りに、3市町ならではの食材がぎっしり盛り込まれています。宮城県の味覚としては、白石温麺を使ったおくずかけ風の炊き合わせ、蔵王特産のカモつくね、秋田では味噌と幸村が愛したと伝わる焼酎で漬け込み焼いたタラが添えられて由利本荘の味わいもたっぷり。
縁起物のクリ、保存のきくウメボシをあしらうなど、「戦飯(いくさめし)」の要素も取り入れられ、アイディアいっぱいの弁当は発売以来大好評です。幸村の子どもたちも食べたであろう各地の郷土料理に思いをはせながら、「みちのくの真田」をテーマとした「食」と「歴史」のコラボレーションを味わってみてはいかがでしょうか。JR仙台駅NRE弁当販売店、JR白石蔵王NewDaysで販売しています。