熊本地震で被災した方々へ
このたびの熊本地震で犠牲なられた方々に心からお悔やみ申し上げます。また、被災した方々にお見舞い申し上げます。まだまだ強い余震が続いているとの報道を目にするたびに心が痛みます。5年前にあの苦しみを味わった私たちにとっても、このたびの災禍は決して他人事ではありません。東日本大震災の際に頂いたご支援やご協力に報いるべく、宮城県や各市町村、NPO法人などが動きだしています。
情報が錯綜しているため、必要な支援物資が公平にいきわたらず、苛立ちを募らせている被災者の方も大勢いらっしゃるとのことですが、もうしばらくご辛抱ください。そして、同時に声を大きくしてご自分の置かれている状況をアピールしてください。自治体の職員数は平時に合わせて配置されているわけですから、こうした緊急時には迅速に対応できる体制は整っていないはずです。ですから、声を上げることが必要だと思います。
それから、もう一つ心配なのはエコノミークラス症候群などの二次災害です。既に皆様は実行していらっしゃることは思うのですが、車の中で長い時間休息を取られている方は、少なくとも数時間に一度、外に出て屈伸運動などするようお勧めします。私どもの経験では、誰かがリーダーとなり声を掛けてくれなければ、中々実行できなかったという反省があるものですから、蛇足とは思いながら一言申し添えさせていただきました。