みちのく自然共生園
川崎町の国営みちのく杜の湖畔公園北地区に昨年オープンした「みちのく自然共生園」は、「みちのくの美しい昔の風景の再生」と「自然共生技術の継承」をコンセプトにし、強制の知恵を未来に生かすため、里地文化を発信しています。豊かな自然と田園環境に囲まれた中で、農村風景や野草の咲く風景、動物のいる風景を現代に再現したものです。
季節ごとに旬の野菜を収穫したり、野草や野鳥を観察したりしながら、東北地方の恵みを五感で体験し、環境共生について学ぶことができます。畑に囲まれた「知恵体験舎」では、農家造りの屋敷をイメージしたもので、伝統的な知恵や技術を体験する拠点で、普段は昔の道具などを展示していますが、そば打ち体験などのイベントも開催されます。
放牧地では、ヤギやヒツジがのんびりと草を食べる様子を観察できますし、自分で餌を与えながら直接触れることもできます。また、5月から10月にかけては乗馬体験もできようになっています。その他、農園では、野菜の収穫期には収穫体験できるイベントも企画されています。春から秋まで殆ど切れ目なく草花が見られるのも魅力の一つのようです。