Gyojan de Layu
大衡村産行者ニンニクを使った食べるラー油が開発されました。その名は「Gyojan de Layu」といいます。開発に関わったのは、地元の宮城学院女子大学食品栄養学科の学生が会員となっているNPO法人「オリザ・ネット」と大衡村です。オリザ・ネットの理事長を務め、同学科の教授でもある正木恭介さんは、日本の食糧自給率アップに向けた活動をしています。
大衡村の特産品である行者ニンニクの地産地消を目指した取り組みの一つとして考えられたというこの製品は、学生が大衡村行者にんにく生産組合の協力で、栽培から収穫までの農作業を体験した際、業者ニンニクをつかって何か加工品を作れないかと考えた時、食べるラー油を思いついたのだそうです。商品の名前やラベルのデザインも学生が行いました。
この製品の開発者の一人である磯貝知香さん(同学科4年生)は、「魚介類を加えているのでニンニク臭さがなく、まろやかで食べやすい」とPRしています。多くの学生は管理栄養士を目指して勉強していて、「Gyojan de Layu」を使ったレシピも考案しました。いち押しのメニューはGyojanをご飯にあえて炒めるチャーハンだそうです。