うなぎ蒲焼でバーベキュー
「土用の丑の日」にかかせないうなぎ。近年、値上がり傾向にありましたが、今年は新型コロナウィルスによる社会事情の激変にもあり、うなぎの加工品が手ごろな価格になっています。つまり、今年は美味しい「うなぎ」が食べたい時に食べられるチャンスの年。そして、今期の土用の丑の日は8月2日も二の丑になっていましたから、ちょっと得をした感じですね。
仙台水産が実施ている「モニターアンケート」で、肉やにんにくを退けて、うなぎが夏のスタミナ食材として、人気ナンバーワンになりました。うなぎは、夏バテの予防と解消、体力回復、風邪・視力低下・皮膚障害・味覚障害・脳卒中・口内炎・口角炎・ストレス・高血圧の予防など、健康に効果が見込まれる、滋養強壮の代名詞的な魚です。
また、魚は一般的に、よく動かしている部位がしまり、脂がのっておいしいといわれています。体をくねらせ泳ぐうなぎは、腹から尾にかけて脂が多く、体の抵抗力を高めるビタミンAも他の部位に比べて豊富なことも覚えておきたいですね。最近は、ウイルス感染を避けるために、外出を控えて自宅でバーベキューをする方が増えています。そこで、今月は、市販のうなぎ蒲焼を使ったうなぎバーベキューをご提案します。うなぎをたくさん食べて、暑い夏を乗り切りましょう。
《材料(2人分)》
うなぎ長焼き:1枚、うなぎのタレ:1本、大根おろし:適量、小口ねぎ:適量、ポン酢:適量、七味唐辛子、お好みの野菜(ししとう、ピーマンなど)
《作り方》
1.大根をおろし、水気を軽く切っておく。
2.うなぎ長焼きを食べやすい大きさに切り、串にさす(串蒲焼の場合は、そのまま。串に刺さなくてもOK)
3.コンロやホットブートの上にのせて焼く。
4.タレをかけて完成。
5.さらに味変え!大根おろしと小口ねぎをのせ、ポン酢をかける。お好みで七味唐辛子をかけてもおいしい。
《うなぎ蒲焼きを選ぶポイント》
1.あまり長くなく、どちらかというと少し短め。
2.幅が広く、両サイドを巻き込んでいない平らなもの。
3.焼き色が濃くついている。
4.炭火で焼き加工しているものなら、さらに良い。