手洗いを促す柴犬
(台北中央社)衛生福利部(保健省)の公式フェイスブックに柴犬の写真を使って手洗いを呼びかける画像が投稿され、好評を集めているという。「手洗いするべきタイミング」として、トイレやくしゃみの後などと紹介。それぞれに合った柴犬のスナップが添えられており、ネットユーザーからは可愛いとの声が上がっている。手洗いのタイミングとして同部が呼び掛けているのは、食事前、病院を受診した後、トイレの後、くしゃみの後。それぞれの場面に合わせて、柴犬がご飯を持っていったり、くしゃみをしていたりと自然な様子の写真が使われている。さすがに、「トイレの後」に付けられた用を足している最中の写真には、ネットユーザーから「こんな姿を公開してしまうなんて!」と柴犬を擁護するコメントが寄せせれた。これに対してフェイスブック担当者は、ボール遊びをする元気な柴犬の姿を「お見合い写真」として投稿し、「バランスを取るため」とユーモアある返答で応じた。担当者は投稿のコメント欄で、柴犬について自身の飼い犬と説明。日常の姿を捉えたスナップだという。
感染予防を啓発する別の投稿でもこの柴犬の写真が使われており、それぞれの投稿は6日6時までで、賛同を示す「いいね」が手洗いで約5800件、感染予防啓発で約3700件寄せられているそうです。柴犬君が感染予防に一役買ったということで、ボクもハナタカですが、ワンちゃんに感染する恐れはないのでしょうか。ボクの友達にも柴犬がたくさんいましたので、少し心配ですが、彼ら自身はボクと同じように、もうこちらの世界に来ているので心配ないのですが、やはり同輩のこととなると心がざわつきます。でも、それにもまして世界中に拡大しつつあるウイルスを撲滅する手はないものでしょう。陽性反応が出た人が隔離されるのは致し方ないことではありますが、中には持病を抱えている人もあるとのことなので、ご本人はもとよりご家族の方もさぞご心配のことでしょう。それでも、先に陽性反応が出た人が回復しているというニュースも入ってきているところを見ると、ややピークは過ぎたという感じもします。一時不足していたマスクも、少し店頭で見かけるようになってきましたし、人々の対応も落ち着きを取り戻してきたような気がします。
ただ、相手がウイルスという目に見えないものだけに、どんな形で感染が拡大に転ずるかも定かではないわけですから、油断は禁物です。例えば、これまでに陽性反応が出た人は、ある程度感染源が特定できるものに限られていたようですが、ここに来て、市中感染が窺われるという報道もあります。そうなると、どんなところで菌を貰ってしまうか心配ですから、予防のしようがないともいえるわけです。「うがい」「手洗い」「マスク着用」といっても、果たしてそれがどれだけの効果があるものかは誰にもわかりません。だからといって、何もしないというのも不安です。わが家でも、オヤジやお母ちゃんとの会話は、この話でもちきりですが、「その点あんたはいいね!」とボクに言います。しかし、ボクはボクで、オヤジやお母ちゃんのことを心配しているのです。特にお母ちゃんは、毎日、多くの人と応対しているので、お客様に対して失礼な行動をとるわけにもいきません。また、わが家では、ボクが感染する恐れはありませんが、ワンちゃんやネコちゃんを飼っている家庭はかなりあるはずです。ペットに「うがい」「手洗い」「マスク着用」などを促すのは極めて困難でしょう。せめて、しばらくの間は散歩を控えるよう注意しましょう。