薪ストーブオープンカフェ エデラメール
しゃれた住宅が立ち並ぶ住吉台の一番奥に、オレンジ色の壁が印象的なエデラメールが現れる。公園と森に囲まれて、あふれる自然の中にある一軒家の雰囲気だ。入口を入ると薪ストーブに火が燃えていて暖かい。廊下の先のコーナーにはゆったりとしたソファや籐椅子が並ぶ。こちらにも薪ストーブがあり、その炎を眺めていると飽きることがない。店主の庄司正弘さん、料理担当の妻・良子さん、デザート担当の息子・哲平さん家族が営む店だ。
家庭的な雰囲気を大切にしているが、家庭では作れないイタリアンを味わってほしいと、食材を厳選し、手間をかけて美味しい料理に仕上げている。パスタのおすすめは「生ハムと彩り野菜のジェノベーゼ」。生パスタを使ったスパゲッティは弾力のある食感がよく、バジルの香りが効いたソースに生ハムと野菜の色合いがきれい。ピザは定番の「マルゲリータ」。大豆粉を使ったピザ生地はうれしい低糖質だ。自家製トマトソースたっぷりのチーズが美味しい。
そしてボリュームたっぷりスイーツ。「マウンテンカプチーノショコラ」は大きなカットのチョコレートケーキにホイップクリーム、アイスクリーム、フルーツが添えてあり、ティータイムをゆっくり過ごすお供になる。他にも、日によって季節によって変わるランチセットや遊び心のあるパフェも魅力だ。哲平さんは「野鳥も訪れ、自然の音が聞こえる場所です。都会から脱出した気分で、美味しい、のんびりした時間を過ごしてくださるとうれしいですね」と話す。森の空気を感じながら、多彩なメニューのイタリアンを楽しみたい。