クロスケ君のポーカーフェイス
散歩の時間帯が少しずれてしまうと、馴染みのワンちゃん達となかなか会えなくなってしまいます。今日は月曜日ですが何時もより早く目が覚めたので、散歩に出かける時間も少し早くなりました。あと半周ぐらいで散歩を終えようとした時、黒くて小さい塊がこっちに向かって歩いてくるのが目に入りました。近づいてみると案の定それはクロスケ君でした。
本当に久しぶりだったのですが、彼は律儀にも私に挨拶するために散歩コースを変更してよって来てくれたのです。ブルのクロスケ君は、懐かしそうに私を眺め挨拶を交わすと、以前にもましてそっけなくその場から立ち去ろうとするので、それほど嬉しいわけではないのかと思うと、また、戻ってきて私のそばにきてしばらくじっとしています。
こうした動作は以前から見られましたが、決して彼は情が薄いというわけではなく、オーバーな表現が苦手なだけなのです。そんなポーカーフェイスが彼の魅力でもあり、黒くて小さい背中をさすっていると手に感じるものがあります。どうやら、私のことを数少ない友達として認知してくれているのだと感じ、あらためてフアンになりました。