鯛と波頭 笹かまぼこ販売一筋五十年
株式会社 すゞき物産
トップページへ
商品案内
会社案内
リンク
 店長の blog
<   2022年12月   >
日 月 火 水 木 金 土
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

  • おかいもの
  • ちょっと一言
  • みやぎの見所
  • わが家のムサシ
  • イベント情報
  • オープンご挨拶
  • キャンペーンご案内
  • ホットな出会い
  • 一期一会
  • 今日のお客様
  • 大震災
  • 熊本地震
  • 美味しいもの情報

招き猫
powered by Movable Type Movable Type 5.2.10

<<奥州仙臺七福神巡り  南谷山 福聚院(1)(太白区門前町) | ブログTOP | 我慢するだけでは何も変わりません >>

奥州仙臺七福神巡り  南谷山 福聚院(2)(太白区門前町)

しかし、時は戦国の世。町には親を亡くしたり、親とはなれてしまったりした孤児があふれていました。布袋さんはそんな孤児を子供のいない夫婦に引き合わせるという、今でいう福祉活動までしていたのです。大変驚きました。これはまさに曹同宗の開祖・道元禅師の経典「修証義」に記された「自末得度先度他の心を発すべし」を体現しているに他ならなかったからです。つまり、自ら救われる前に、すべての人々救おうという願いの心で行動することの実践。生きているときから人々を救う活動を実践していたのだから。 

なくなってから七福神の一柱に数えられるほどの神様になるのも納得します。1496年に開山した歴史ある福聚院の本堂は、1984年に完成したどっしりと福々しい布袋さんが鎮座しています。最初の印象は「大胆な佇まい」。机の色つやもまるで生きているようで、ドキドキします。小さな子でも触れられるように脇には段が設置されており、「子どもを愛した布袋さんらしいな」とほっこりしました。前方には位牌が置かれ、裏には「獄林寺東回廊 917年3月3日遷化」の文字が。 

そのリアルさが確かに実在した人物であり、今なお神様となって見守ってくれていることを実感させてくれます。日の光がよく入る本堂を見渡していると「お寺の本堂も明るい方がいいでしょう」という住職が一瞬、布袋さんに見えたのは気のせいでしょうか? そういえば、布袋さんが亡くなる間際に「弥勒は真の弥勒にして、分身は千百億なり、時々に時人に示すも、時人自ら識らず」(本当の弥勒菩薩はたくさんの分身がいて、いつの時代にもいるのに、人は気づかないものだなあ)という言葉を残したことで、弥勒菩薩とも同一視されています。もしや福聚院の住職も? そんな想像を掻き立てられました。

        年末年始の休業のお知らせ

令和4年12月31日(土)から令和5年1月6日(金)まで休業させていただきます。1月7日(土)より通常通り営業いたします。ご不便をおかけ致しますが、なにとぞご容赦くださいますようお願いいたします。 

みなさまにとって、来るウサギ年が飛躍の年になりますようお祈り申し上げます。                                 

                                      株式会社 すゞき物産 店主

投稿者: みやげもの店主 | 日時: 2022年12月30日 15:08 | カテゴリ: みやぎの見所

■コメントを投稿

いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。



※スタイル用のHTMLタグが使えます