たらの唐揚げ
たらと呼ばれる魚は、真だらやすけとうだら、こまい等がありますが、一般的には、真だらのことです。真だらは、体調1mにもなる大型の魚で「たらふく食べる」と例えられるように腹が膨らんでいます。宮城県では、石巻の水揚げが最も多く、最盛期は1月から3月です。淡泊な身が雪のように白く、脂肪分が少なく、淡泊な味わいで、冬の鍋料理のイメージが強い魚ですが、実は和・洋・中にアレンジできる万能食材なのです。似ても焼いても、蒸しても、揚げても、食べたら「旨い!」お魚です。家にいる時間が長いこの時期を、たら料理のレパートリーを増やす絶好のチャンスとして、ムニエルやフライ、アクアパッツア、ホイル焼き、湯豆腐など、ぜひいろいろ試してみてください。たらは、高たんぱく・低カロリー。さらにビタミン類やDHAなど、様々な栄養素を含んでいて、疲労回復や美肌にも貢献。高血圧や廊下を防止し、目や骨、歯の健康を維持して、精神の安定を促します。特徴は、免疫力強化やストレス対策に役立つパントテン酸や、貧血改善に役立つビタミン12を含んでいること。アミノ酸も豊富なので、旨みたっぷりです。今回のレシピはしっかり味付けしているので、ご飯のおかずにピッタリです。また、野菜との相性も良いのでパンと一緒にはさんだフィッシュサンドもおすすめですよ!
◎材料(4人分)
生だら切り身:4切
■下味付け 調味料
塩:少々、酒:大さじ1、おろしにんにく:小さじ2、おろし生姜:こさじ2、醤油:大さじ1、マヨネーズ:大さじ1
■唐揚げ粉
小麦粉:大さじ1、片栗粉:大さじ3、揚げ油:適量
■添え野菜
ベビーリーフ:適量、レモン:適量、プチトマト:3個、かいわれ大根:適量
◎作り方
1.生まだらの切り身を一口サイズに切り、塩を振る。骨がある場合は抜くか切外し、水気が出てきたらキッチンペーパーなどで拭き取る。
2.1のたらをビニール袋になどに入れ、下味付け調味料(塩、酒、おろしにんにく、すりおろし生姜、醤油、マヨネーズ)の順に加えても見込み10分程度漬けおく。
3.2に小麦粉・片栗粉を入れ、袋の中の空気が漏れないように袋の口をしっかり押え、膨らませた状態で上下に振る。(液込みで揚げるので、たらに粉がたっぷり均等に付くまで混ぜる)。
4.3のたらをうすく色が付くまで揚げる。1度取り出して、もう一度きつね色になるまで2度揚げする。(2度上げすることで、外はカリッと、中はフワッとなる)。
5.お皿に揚げたらを盛り、ベビーリーフ・レモン・プチトマト・かいわれ大根を添えて出来上がり。