新伝馬町 三七三(みなみ)
11月中旬、地下鉄広瀬通駅のすぐ近くに「新伝馬町 三七三」がオープンした。この店舗は、青葉区一番町にある「横町 三七三」の2号店。横丁店のように、和の粋な暖簾の奥に、レトロ感漂う居酒屋のような温もりある空間が広がる。料理も横丁店の料理長が監修しているため、横丁店の看板メニュー「ハムカツ」をはじめとした、なじみの味がそろう。
もちろん、新伝馬町ならではの特徴もある。一つは「溶岩焼き」による「焼き物」だ。溶岩石でできた溶岩プレートは、高温でふっくら均一に火を通すことが可能。宮城県産の新鮮な食材や、風味豊かな旬の味覚の新たな魅力を、存分に満喫したい。また、煙や灰がほとんど出ないため、衣服に臭いがつく心配がないのは、ありがたい。
もう一つの特徴は「揚げ出し」メニューの豊富さ。里いもや牡蠣などの山海の恵みや、モッツァレラチーズをはじめとした洋の素材もラインナップ。天ぷら鍋で素材を揚げるライブ感や躍動感も、カウンター越しに楽しめる。新型コロナウィルス対策として、フロア内に手洗い設備を複数設置。光触媒による除菌脱臭機を使用し、消毒液もテーブルごとに置いてあるので安心して食事ができる。