なんでだろう?
なんでだろう? て、思うことって結構ありますよね。実はボクにも結構あります。最も身近なところでは、前日の夕食にラーメンを食べに行った次の日のメニューは、決まって麺類(冷や麦、スパゲッティなど)なのは、なんでだろう?お母ちゃんが、オヤジにデザートのケーキを持ってきたので、食べようとすると、「大丈夫! 食べ過ぎじゃないの? と意地悪く言うのは何でだろう? お昼は何を食べるか? といわれて、何でもいいよ! と答えておきながら、結局、自分の好きなものしか食べないのは何でだろう? 壊れたものを捨てないで新しいものを買い求めるのは何でだろう? そして、壊れたものを、また使い出すのは何でだろう? いつもじゃまになってもてあましているのに、いざ必要になったとき見つからないのは何でだろう? モノを粗末にしてはいけないと思って、大事にしているうちに品質が劣化して、かえって粗末にしてしまう結果になってしまうのは何でだろう? 石鹸を床に落とすと、どんなに成形しようとしても元に戻らないのは何でだろう? さらに、落とした石鹸が減りやすいのは何でだろう?
オヤジにも、なんでだろう? て、思うことある? と、聞いてみたら、そんなにないよ! といいながらも、以下のような「何でだろう?」を披露してくれました。まずはカーナビです。何度か行ったことがあるが、別のルートで言ってみようと思い、カーナビに行先をセットして案内を開始したまではよかったが、思わぬところで「目的地周辺です」というアナウスが流れてきた。あたりを見回したところ、まったくそれらしき場所は見当たらず、結局、自力の感ナビで探す羽目になった。1時間近く時間を浪費してやっとたどり着いたのだか、案内された場所とはまったく違っていた。機械だって間違うことはあるかもしれないが、せめて、すみませんの一言ぐらいあってもよさそうなものと、ボヤいていました。次は、流行についてです。流行とは、誰かが初めに「着る」とか「食べる」などの行動があり、それをみんなが真似ることで普及するのが「流行」であるはずなのに、誰かが意図的に仕掛けて、時にはムリムリ流行を作り出すというのが真相のようです。それなれば、とオヤジ! 自分のスタイルも決して流行遅れではない、といってお母ちゃんを困らせていた。
お母ちゃんも、いっぱしの理屈をもっている。この時期になると、必ずと言っていいほど、よく交わされるオヤジとのやりとりです。それは、前にも話した年賀状のことです。オヤジは何とか義理を果たすべく、年末までに年賀状を書き上げ、投函するようにしていますが、お母ちゃんは、早々と買い込んだ年賀はがきをテーブルの上に広げ、やらなくちゃ! と、独り言を言いながら、結局年を越してしまう。すると、今度は、年が明けないうちに年賀状を書くなんておかしい。お正月を迎えたところで、思いを新たにして書くのが本当だ、と正論を述べる。一理ある考え方ではあるが、お母ちゃんの場合は、かなり負け惜しみに近いものがある。なぜなら、年内の早い時期には、オヤジに対して、早く出さないと25日には締め切りですよ! などと、人には圧力をかける。そのくせ自分は...。それから、テレビで毎日のように紹介されるダイエットです。ボクから見ると、「3分やるだけで効果が出ます」などというのは、ちょっと無責任なように思えて、あまり実行してみようとは思いませんが、お母ちゃんは、「3分でいい」というキャチフレーズに騙されるのは何でだろう?