カラツケグレ 国分町店
仙台市役所から徒歩約5分。赤い炎ののぼりが印象的な「カラツケグレ」では、韓国産唐辛子を使った辛味つけ麺が食べられる。まず、券売機で食券を買う。基本となるメニューは「カラツケ」で、アレンジメニューとして牛肉多めの「ニクカラ」、野菜たっぷりの「タンカラ」などがある。辛さはカウンターで伝える。小辛、中辛、大辛、特辛1、特辛2...と上限はないが、小辛は子供や辛いものが苦手な人でも食べられる程度のとのこと。
ちなみに、ニクカラの小辛は、つけ麺のスープについて、「牛骨を沸騰している状態で12時間煮込み、韓国産唐辛子や練り胡麻、三温糖、魚介油などで仕上ました。辛味と旨みを追求した特性です」と荒川店長。タピオカ入りのもっちりした麺が、ぐつぐつと煮立った特製スープとよく絡む。アツアツをネギや牛肉と一緒にほうばれば、赤くいかにも辛そうな見た目に反して牛骨スープの甘さが際立ち、わずかにピリッとした後味がくせになる美味しさ。
辛さが足りない場合は、スタッフに直接伝えて注文後にプラスすることができる。一番人気は中辛で、辛味と旨みが絶妙なバランス。辛いものが好きな人には、大辛がおすすめだ。無我夢中で全部食べてしまいそうになるが、途中でスタッフに頼めば無料でゆず入りの割りスープを注いでもらえる。辛さが薄れ、爽やかな風味が加わることで味の変化が楽しめる。さらに残ったスープには、ライスを追加注文して締めの雑炊にも。思う存分味わい尽くそう。