塩釜の散策スポット(マリンゲート塩釜周辺)
本町通りを経てJR本塩釜駅周辺に戻ると、歩いて5分ぐらいのところに、塩釜の海の玄関口である「マリンゲート塩釜」があります。ここは、塩釜港の奥座敷当たるところで、その昔は「千賀の浦」の名で親しまれていました。ここから、日本三景松島や浦戸諸島などへの遊覧船が発着しますが、みなと祭には御神輿船「御座船」も出港します。
少し離れたところには、昭和の面影を残す酒場の密集地「尾島町飲食街」があります。マリンゲート塩釜からさらに東に向かうと、「貞山運河」に架かる港橋に着きます。貞山運河は、全長146.4?で伊達政宗のおくりなである「貞山」がつけられた全国で一番長い運河です。塩釜魚市場がこの近辺にあったころは、港橋は汽車が通る開閉橋でした。
湾の向かい側には、「魚市場」や「塩釜水産物仲卸市場」があり、市場ではマグロなどの水揚げ風景やセリなども見学できます。そのすぐそばには、塩釜港に一番近い島として観光船ガイド案内する島「籬島(まがきじま)」があります。この島には橋がかけられており、鹽竈神社の末社である十四末社の一つ曲木島の籬神社(籬明神)があります。