Gelateria Fruits Iaboratory(ジェラテリア フルーツ ラボラトリー:塩竈市本町)
黄色や赤、ピンク、オレンジ、白などカラフルなジェラートがショートケースの中に16種類並ぶ。店長の渡邊敬久さんが8月らしい一品として選んだのは、「スウィーティオパインゴールド」のジェラート。上質な甘さとおだやかな酸味は、期間限定の特別なパイナップルならでは。「当店の商品は、私が開発しています。
自分が食べただけでは一生懸命やった分、評価が甘くなるので、スタッフに率直な意見をもらって、どうやったらより美味しくなるのか何回も試作を繰り返しています」と話す。果実を食べたときに感じる魅力をそのままジェラートで表現するのは、やはり簡単ではないそうだ。渡邊店長は、塩竈で50年以上続く渡辺果実店の二代目でもある。
その経験から、果実それぞれの使いどきがわかり、たっぷりの量を思う存分使って試作できるところが強みとなっている。「果実そのものの美味しさを、ぶれずに伝えられるジェラートを作り続けたい」と渡邊店長。なめらかな食感と軽やかな甘さのジェラートには、果実への愛情もたっぷり入っている。