ドレミファそら豆祭り(その1)
明日はお母ちゃんが休みを取るので、村田町で開かれる「そら豆祭り」に行ってみようということになりました。例によって、オヤジは、何時に家を出るの!と聞いたところ、朝7時に出ましょうと、お母ちゃんが返事をしました。そうすると、だいたい8時半ごろだな!と大きな声でオヤジは独り言をいっていました。お母ちゃんは珍しく、反論しなかったので、よほどそら豆祭りを楽しみにしているのか?それとも、素直にその通りと思ったのかは窺い知ることはできませんでした。
ところが、当日の朝、お母ちゃんは5時に起きて得意の洗濯をすませ、朝食の準備にかかっています。ボクもオヤジも、余計なことを言わずに、ただ今日の天気が崩れないように祈るばかりでした。それでも、予定の出発時刻である7時は過ぎてしましましたが、夏日になるという天気予報を信じて、薄着で出かけました。それはそれで正解だったのですが、あまりにも順調すぎて、お目当ての即売会開催予定時刻9時より40分も早く会場に着いてしまい、炎天下の中で行列に並ぶ羽目になったのです。
お祭り会場の道の駅「村田」物産交流センターでは、即売会のほかにもそら豆炭火焼の試食コーナーやそら豆袋詰め放題(1袋500円)などのイベントもあり、大変にぎわっていました。お母ちゃんは、お目当ての箱詰め(Lサイズ4㎏入り)を手に入れようと、じっと暑さに耐えていました。オヤジはというと、試食のそら豆も食べたいのでしょうが、命がけで炎天下にさらされるのはごめんとばかりに、早々と日陰に避難しました。