天国に召されたコロ君
この頃コロン君に遭わないなあ!と思いながら散歩をしていました。最近はお互いに可動範囲が狭くなったので、散歩に出れば結構出会う確率が高くなっていました。一生懸命に生きている姿を見るのはうれしいのですが、確実に衰えていく様子を見るのも辛く、遭わない時は、元気でいてくれるに違いないと自分に言い聞かせてきました。ところが、先日、コロ君のお母さんに突然声をかけられ、ひと月ほど前にコロ君が亡くなったと聞かされました。大変ショックでした。
お母さんの話では、私にそのことを知らせるために、わが家を訪れたということですが、あいにく私は留守だったらしいのです。その時コロ君のお父さんは、私ががっかりするだろうから、知らせないでおこうと言ったそうです。そういうわけで、今日まで知らなかったのですが、今日、私を見かけたので、思い切って声をかけたということでした。コロ君は享年17歳ということですから、ワンちゃんとしては長生な方なのでしょうが、あの笑顔にもう会えないのかと思うととても残念です。
ただ、わが家のムサシが言うには、コロ君もボクと同じように、お父さんとお母さんのところに戻り、以前のように暮らし始めるので、心配しなくていいということです。そういえば、ムサシを見送ったその晩には、もう私のベッドに潜り込んでいました。それからは片時も離れず、私と一緒にいます。ボクたちは、一応籍は移るものの一番居心地のいいところで暮らすことができるのです。コロ君もきっとそうするでしょうから、お父さんやお母さんも、あまり悲しまないでください。