久しぶりの旅行
8月末から10月にかけて、わが家としては珍しく小旅行が続きました。8月にはオヤジの高校時代の同級会で南三陸町に一泊旅行に出かけました。オヤジの体調が少し不安なので、最近はお母ちゃんが着き添っていくことが多くなりました。ところが、久しぶりに級友に会えたせいか、オヤジは二次会のカラオケまで付き合うことができました。気をよくして帰ってきたら、一通の郵便がとどいており、開封してみると、今度は大学の同級会の案内でした。
さすがに、ちょっと遠いので今回はパスしようと思ったのですが、「折角の案内なので出席したら」というお母ちゃんの勧めに心が動いたようです。数日間悩んだようですが、結局出席することにして返事を出し、ホテルも予約しました。すると今度は、県内の秋保温泉を予約したので、出かけて欲しいという電話が息子からありました。少し唐突なような気もしましたが、折角進めてくれるので、これも受けることにしたのですが、これは、オヤジとお母ちゃんの結婚記念日のプレゼントだったのです。
息子たちの粋な計らいに気をよくした二人は、その勢いをかり東京・横浜二迫の旅に出発しました。ところが、お母ちゃんが買い物にかまけているうちに、電車に乗り遅れ、オヤジだけがかろうじて飛び乗ったのです。どうなる事かと心配しましたが、東京駅で待ち合わせることができ、同級会にも何とか間に合いました。列に並ぶことが死ぬほど嫌いなオヤジが、有名ラーメン店に1時間も並んだり、スカイツリーに上ったりと、これまでのオヤジには考えられない「イナカッペ」ぶりを遺憾なく発揮しました。それにも拘わらず、雨があがったのは大変不思議です。