ライスブレッドファクトリーモナモナ 河原町店
米粉パンの専門店である。店内を見回すと、米粉パンてこんなに種類豊富なの?と驚かされてしまう。菓子パン、食パン、クロワッサン、フランスパン、そしてサンドイッチなどの調理パンまで様々なパンが並ぶ河原町のMonaMona。第1号店である富谷店は、この7月で開店8年になる。米粉パンの店の草分け的存在だ。「ご飯が主食の日本人、やっぱりお米のほんのり甘くモチモチした味わいが好きなんですよね。そんな米粉のパンには、ご飯に合うものがそのまま使える面白みがあるんです」と代表取締役の関和雄さん。
なるほど、調理パンも納豆を入れてみたり、おにぎりの形だったり、ひねりがきいている。面白さでも美味しさでもこの店の看板といっていいのが「ふらいパン」。ダジャレのようなアイディアから生まれる愉快なパンは、フライパンの形のパンにハンバーグとポテトサラダ、ナポリタンがのせられて、まるでお子様ランチのような楽しさだ。竹炭を配合した真っ黒の生地は、本物のフライパンに見える。
調理パンや菓子パンは季節ごとに種類が変わる。サンドイッチも常に10種類以上並ぶ。これからの季節にぴったりなのが「ハニーマスタードチキンサンド」と「タコスタードチキンサンド」。ハニーマスタードチキンサンドには系列のカフェで焼き上げているオリジナルのロティサリーチキンを使用。本格派の美味しさを手軽に味わえる。訪れるたびに新しい発見がある米粉のパン屋さん。「ちょっとひねりのある」パンとの出会いを楽しみに足を運んでみたい。