鯛と波頭 笹かまぼこ販売一筋五十年
株式会社 すゞき物産
トップページへ
商品案内
会社案内
リンク
 店長の blog
<   2017年7月
日 月 火 水 木 金 土
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

  • おかいもの
  • ちょっと一言
  • みやぎの見所
  • わが家のムサシ
  • イベント情報
  • オープンご挨拶
  • キャンペーンご案内
  • ホットな出会い
  • 一期一会
  • 今日のお客様
  • 大震災
  • 熊本地震
  • 美味しいもの情報

招き猫
powered by Movable Type Movable Type 5.2.10

<<女川町小乗浜 おかせい | ブログTOP | 弥治郎こけし村 >>

オヤジのさえない顔色

今朝のめざましテレビ「今日のワンコ」は、盲導犬がご奉公を終えて元の家に戻って穏やかに暮らしているというお話でした。こうした風景は何度も見たことがあり、いつも大盛り上がりなのですが、ちょっと気がかりなことがあります。それは、オヤジが心から喜んでいるように見えないのです。もちろん、ワンちゃんが立派に仕事を終え、悠々自適の暮らしをしていることは嬉しいに決まっていますが、7年間も連れ添った相棒と別れる時の気持ちをボクたちと重ねると複雑な気持ちになるのかもしれません。余計なお世話であることは重々承知しているはずなのですが。 

盲導犬が一人前になるためには、まず、生後2ヵ月は母犬や兄弟と過ごし、その後10ヵ月パピーウォーカーというボランティアの家で過ごした後、盲導犬協会に戻って厳しい訓練を受けるという。その後、相性テストを受けて新しいご主人の下で働き始める。そこで7年間もずっとご主人に寄り添い奉公をし続ける。今日のワンちゃん「白ラブ」も立派に仕事を終え、ようやく古巣に戻って甘えている姿が印象的でした。その穏やかで幸せな日常を喜んであげればよいものを、まだまだ働けると思っているワンちゃんと、ずっとそばに置いておきたいご主人は、その思いをどのようにして吹っ切ったのだろうか? 

ボクが考えるには、オヤジの心境はたぶんこうです。それは、ボクが警察犬訓練所に入ったとき、たった2ヵ月間だったのに、お互いあんなに悲しかったのだから、7年も一緒にいて、別れるのが悲しくないはずはないと思っているに違いありません。あのときは確かにボクも悲しくて泣きわめきました。その声を振り切ってボクを預けて帰るオヤジとお母ちゃんもどんなに苦しかったことか。しかし、あのときとは少し事情が違います。ボクはあのとき、この訓練はあまり意味がないことを知っていたからです。ボクたちは、事前に事情さえしっかり説明してもらえれば、受け入れる準備は常にできているのです。

投稿者: みやげもの店主 | 日時: 2017年7月10日 13:29 | カテゴリ: わが家のムサシ

■コメントを投稿

いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。



※スタイル用のHTMLタグが使えます