松島"湾"ダーランド
松島湾を抱く地域は、塩竈市、多賀城市、東松島市、松島町、七ケ浜町、利府町にまたがっています。この3市3町には、松島の四大観などの自然景観をはじめ、縄文や多賀城、塩釜神社、伊達などの歴史・文化に加え、カキ、マグロ・海苔、利府梨などの食材といった様々な観光資源に恵まれています。こうした松島湾を取り巻く資源を活用し、日本三景松島を超える「世界の松島湾」として、皆様により一層親しんでいただけるよう、観光の魅力再発見を進めているのが「松島"湾"ダーランド構想」です。
松島にある縁結びスポットである3つの橋。雄島にかかる鍍月橋は悪縁を絶つ「縁切り橋」、福浦島にかかる福浦橋は「出会い橋」、五大堂にかかる「透かし橋」は「縁結び橋」といわれ、順番に3つを渡ると、良縁に恵まれるという言い伝えがあります。また、東松島町の「嵯峨渓」は、日本三大渓の一つに数えられ、太平洋の荒波と風雨がつくり出した猛々しい奇岩の数々が立ち並ぶ空間が間近に見られます。
塩釜神社や多賀城は有名ですが、利府町浜田地区にある隠れた名所「馬の背」も海に向かって伸びる天然の桟橋として知られるようになりました。七ケ浜町にも、県内有数のサーフスポットとして知られる「小豆浜」など隠れた名所はたくさんあります。塩竈市は、全国有数のマグロの町で、「寿司街道」でおなじみです。冬のカキ、夏のアナゴも肉厚で味わい深いのが特徴です。そして最後は、新鮮な魚介類加工品など約140の専門店が立ち並ぶ塩釜水産物仲卸市場でも新しい発見があるかも知れません。