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日本人の変な癖

ボクは日本で生まれたことに誇りを持っています。当然、この国の人は大好きだし、不満に思うことなどありません。でも、中には変な人もいますが、それはどこの国でもあることなので特に気になりません。ただ、天空から眺めていると、日本人には少し変わった癖というか気質というか他の国の人とは違った習慣があるような気がします。例えば、来週あるいは明日から、スパイクタイヤが禁止されるという法律が施行されるというような場合、日本人は、「今日はまだいいんだ!」と考え、スパイクタイヤのままで堂々と車を走らせます。もちろん、法律上は何の問題もないわけですが、スパイクでアスファルトを傷つけ、埃を舞い上がらせるのは人体によくないということで法律ができたわけですから、「今日はまだいい」というのではなく、「なるべく早くやめよう」と考えるのが常識のような気がします。そこがボクには理解できないのです。その延長線上にあるのだと思いますが、「罰則規定がない違反」は、最初から守らなければならないという意識がないので、やりたい放題という、まったく意味のない規則になっているものが多いように思います。 

今回、新型コロナウイルスを巡ってみんなが抱えている不満も、もとはと言えば、こうした「気質」に由来するところが多々あるように感じます。国の方で、「不要不急の外出は控えるように」と口を酸っぱくしてお願いしても、「若い人はコロナにかからない」とか「かかっても重症化しない」などと嘯いて、街に繰り出している若い人がインタビューに答えているのを見ると、不要不急の用事で外出しているのではなく、特に罰則がないので、規則に違反しているという意識があるようには感じられません。こうした気質をもっている人が多数を占めていることが蔓延防止につながっているは間違いないと思うのですが、陽性者の数が増えると、自分もその原動力になっているとは誰も言わず、国の政策がまずいと言い放つ。少なくとも、規制が厳しくなったからコロナが蔓延したのではなく、私たち一人一人が身勝手な行動をとり続けたから、重大な局面に達してしまったのであって、無責任に他人の失態を批判している場合ではないように思います。テレビなどで毎日繰り返される議論がどれほどの防止策につながったでしょうか。 

それからもう一つ不思議に思っていることがあります。それはどういうことかというと、日本人は余りにも形式にとらわれ過ぎるのではないかということです。例えば、諸外国から、遅れている何かを指摘されたりすると、さっそく対面を保つために形を整えることです。なるほどその中身はきめ細かで、中には諸外国から羨ましがられるようなものもたくさんあります。しかし、実はそれはお飾りで、その施設や設備、システムなどはほとんど機能しないものもたくさんあるような気がします。案の定というべきか、いつの間にか廃止されているというものも多く見られます。謙虚に欠点を認め改善策を講じるのはいいことですが、外見だけを整えて、本当に改善すべき中身がないのはいただけません。予算も限られているわけですから、本当に必要なものは何かをしっかりと見極め、メリハリのある施策に集中すべきではないでしょうか。質素で質実剛健が日本人の真骨頂ではないでしょうか。私たち国民が襟を正し、自分がやるべきことを確実に励行し、時には国の施策を後押しするという逆転の発想もあっていいと思うのですが?

投稿者: みやげもの店主 | 日時: 2021年5月10日 10:45 | カテゴリ: わが家のムサシ

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