ギャラリーカフェ Cross Road
訪れるたびに四季の移り変わりを感じさせてくれる、山に抱かれたギャラリーカフェ。ここには様々な人が集まる。日常を忘れて自分と向き合いたい人、展示されている作家の作品を求めてくる人、オーナー姉妹の手作りランチを味わいに訪れる人。ほのかな灯りと珈琲豆の香りに、心が静まっていく。
青葉区にある「南町通りオープンギャラリーくろすろーど」の姉妹店として6年前にオーブした。お母さんが営む青葉区の店には、今も手伝いで通っているという溝渕さん、黒須さん姉妹。「温泉地にカフェを持つのが母の夢だったんです。この物件を見つけて、せっかくだから家族みんなでやろうと。オープンの頃は雪が深くて大変でしたが、口コミで広めてもらって、お一人のお客様も多くいらっしゃるようになりました」。
店内はカフェとギャラリーが一体化。約20人の作家による陶器、箸、グラス、絵画、アクセサリーなどの作品が並び、フードやドリンクの提供にも、作家オリジナルのマグカップ、皿が使われている。どのメニューも、手頃な価格に合わないほどの量で、食べたい価格でお出ししています」。作家と訪れる人を繋ぎたいという純粋な気持ちが、このカフェに惚れ込む人を増やしているのだろう。